だってお腹すくじゃないですか!?

食事の指導をしていると

「だってお腹が空くじゃないですか!」

「だから食べちゃうんです!」

そう言われる方がたまにおります。(言い訳?)

わかります!でも、お腹が空くのは良い事ですよ!


空腹状態を30分~1時間ぐらいキープすると健康効果があります。

空腹のときに「サーチュイン遺伝子」という若返り遺伝子が

働くというのは聞いたことがあるでしょう。

このサーチュイン遺伝子が働くと細胞内のミトコンドリアの

働きが促進され、エネルギー効率が良くなるのです。


また空腹時には「グレリン」という成長ホルモンが分泌されます。

これはターンオーバー機能を活発にしますので、古い細胞を新い細胞へと

新陳代謝を良くする効果があります。

疲労回復効果も期待できるので、疲れた時に食事をせずに寝るというのはOKです。


空腹時に運動を行うと血糖の消費量が増えます。

そうすると体内に溜め込んだ脂肪分からエネルギーを作り出しますので

余分に脂肪を燃焼させます。


その他にも、免疫力を高めたり、記憶力がアップするなどなど注目すべき点があります。

小腹が空いたのでちょっとお菓子をつまむというより

「空腹感を楽しむ」ぐらいの余裕を持ちたいものですね!